はじめてのデートくらいは疲れるくらいに気を使っても良いと思われます。一度デート相手の爪の汚れに気づいてしまったら、デート中はずっと手元が気になってしまいます。潔癖症じゃなくても、爪の汚れた男性と一緒に食事を取ったり手を繋ぐことには抵抗感を覚えてしまいます。不潔に思われたりして、生理的に受け付けない、と彼女に判断されてしまったら、もうどんな素敵な場所に行っても、どんなに素敵な台詞を囁いても無理です。身だしなみをチェックするのは１０分もかかりません。理屈ではなく、感覚で受け付けていないのですから、２度目のデートは実現しないでしょう。

はじめてのデートで他に気をつけなくてはならないのは身だしなみです。また、洋服だけではなく、爪はきちんと切る、爪の間が汚れていないかをチェックすることも重要です。どんな恋人同士でもなれてきたらお互いにおざなりになりがちです。大切なのは清潔感です。そして爪の汚れなどは小さなことでも女性にとっては案外気になるものです。

洋服のコーディネートはばっちり、会話もスムーズだったし話題のデートスポットに行ったのに何故かデート後に連絡がこない、という場合には、こうした本人が気がつかないようなささいなことで嫌われていることもあるのです。逆に女性の場合でも、どんなに美人でも、あるいはとてもおしゃれな服を着ていても、汚れをそのままにして着ていたり、皺だらけのまま待ち合わせに登場したらがっかりしてしまいますね。身だしなみはとても大切で、身につけている衣服が汚れていたり、バッグの中身がぐちゃぐちゃだと、その人の住んでいる部屋も汚いことが予想されてしまいます。女性はお化粧などで男性よりも多くの時間をかけていますので、男性の方も少しの時間でいいので、礼儀として身だしなみには気を配りましょう。けれど案外お出かけ前のこの１０分を身だしなみのために使わないためにはじめてのデートを失敗させている男性は多くいらっしゃいます。

特別にファッションモデルのようにコーディネートを決める必要はありません。生理的に受け付けない、というのは本当にＯＵＴです。どんなに高価なブランドの洋服で決めていても、襟ぐりや袖口が汚れていたら、台無しです。出会いはじめの頃というのは、相手のことをよく知らないから、相手をじっくり観察してしまう傾向にあります。シャワーを浴びて髪を洗い、剃り残しがないように髭を剃る、伸びている爪を切る、歯は必ず磨く、髪の毛の乱れを整える、この５つの作業をするだけで十分です。